妊娠・出産と裁判官

(あくまで個人的な経験にもとづくものです)

つわりの時期について言えば、裁判所に出ている間は基本的に気持ちが張っているのか、つわりがつらくて仕事ができないということは、ない。
この「裁判所に出ている間は気持ちが張っているから大丈夫なものなの」というのは何人かの先輩裁判官や書記官からも聞いたこと。
基本的に座っている仕事っていうのもあるのかもしれない。
帰って夕食作ってたべおわると、疲れちゃって、横になってそのまま寝ちゃうというかんじ。


制度としては、
妊娠中についての通勤緩和等は、裁判官には特に明確な定めはないよう。もともと勤務時間の定めがないからか。上司の理解を得て、期日のない日は遅めに出勤させてもらうとか、そういう融通をきかせてもらっている。宅調制度なども利用可能。
夜間の(泊まりの)令状当番は免除。休日日中の令状当番も、届を出せば、免除。


産休は法定の6週間前から。育休は3年間まで可能だけど、半年弱で復帰する人、1年とる人、2年とる人などいろいろみたい。給料は子が1歳になるまで半額を受け取ることができるとのこと。