こんな夜更けにバナナかよ

鹿野さんとそのボランティアの人たちの話。鹿野さんは筋ジスという難病だけれど自宅で生活することを選び、アルバイトを募集して生活する。アルバイトは学生や主婦などなどが常時誰かが入ってはやめ、常に40人ぐらいのシフト制。
最初は同じ話を繰り返す本かと思っていたけれど、どんどん中身が厚くなり面白くなる。
鹿野さんとその周囲の人たちの長所も短所も厚く書いてある。
鹿野さんの恋愛話も。介護する者とされる者、「対等」とは何かということが特に考えさせられた。