井上陽水関連

長い猫と不思議な家族

長い猫と不思議な家族

井上陽水とセリさんの娘の本。セリさんの、いっぱい感動しなさい!!という教えと、陽水さんのいっぱい泣きなさいという教えのバランスや、パパママとかでなく陽水さんセリさんという呼び方など、こういうのもいいね〜と。
二世としての葛藤や現在までの克服なんかも素直にというか、好感もてるような書きぶりで、すっと共感できた。陽水ファンとしては小ネタは嬉しかったけど、いやみなかんじやネタにしすぎるかんじもなく、家族を尊敬してるかんじや生活を楽しんでるかんじが伝わってくる。ぶつかることもあるけど、尊敬しあって仲良く楽しくやっていこうという気持ちになった。
時間ちょっとで読めてしまったけど、この類の本と思ってたより、ずっとよかった。